先の日記の流れで。。
先週、土曜日のこと。
今年の2月11日に逝去された湖東和子先生へのオマージュ。
「湖東先生・ありがとう!」の会が開かれました。
夫と私は、お手伝いとして参加。
湖東和子先生は、ジャズボーカリスト湖東美歌さんのお母様で
少年少女合唱団「みずうみ」の創立者です。
歌を愛し、音楽を愛し、子供達を愛し、人を愛し
83年の人生を全うされました。
私が初めて湖東先生にお会いしたのは、
92年、下北沢「本多スタジオ」でのリハの時。
じーっと稽古を見つめて、的確で辛辣ながらも愛のあるダメ出しをする
カッコイイおばちゃまが湖東先生でした。
その時、たまたま上京していた母を一目見た湖東先生が
「素敵なオーラを持つお母さんね」と。
普通の主婦の母をそう評して下さったことが
とてもとても嬉しかったのが忘れられない。
強く、明るく、素敵な湖東先生を「偲ぶ」のでも「送る」のでもなく、
「ありがとう!」と讃える会には、合唱団「みずうみ」のOB・OGをはじめ
総勢80名の方が集まりました。
そこかしこで「○○ちゃん、久しぶり!」という声が聞こえる。
ある人は小学校時代に「みずうみ」に参加し、6年生で退団。
今回30年ぶりに仲間に会う、という方も。
創立45周年のみずうみの歌声は、昭和に子供時代を過ごした人なら
間違いなく聞いたことがある曲を沢山歌っています。
「ウルトラマンタロウ」「ヤッターマン」の主題歌をはじめ
サザンオールスターズの「世に万葉の花が咲くなり」や
ミラノ・スカラ座や英国ロイヤル・オペラ、ウィーン国立歌劇場の
公演にも参加されています。
そんな「みずうみ」の参加音源が流れる中、
一緒に口ずさみつつ、そこかしこで湖東先生の思い出を語る人々は
時々、涙を流すこともあるけれど、笑顔が沢山溢れていました。
「みずうみ」の方々による合唱、
そして後継の「そよかぜ」の子供達による合唱。美歌さんの歌。
そして、最後には参加者全員で歌う。
歌と笑顔と愛に溢れた素敵な会でした。
ケータリングのスタッフの方まで感動して泣いて
最後には一緒に歌ってました。
その事にも感動したのでした。
湖東先生、私の母にも会えたでしょうか。
お空で仲良くしてもらえたら嬉しいなと思います。
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