本当は諸事情によりどうにも行けない

っと半ば諦めていましたが、もうRentはブロードウェイで観る事は出来ないし、

何よりオリジナルキャストのアンソニー・ラップとアダム・パスカルが来るし、

やっぱりやっぱりやっぱり行きたい！！！

と思った時には、座席はほぼSoldout 。。。

それならば、Rent名物「ブレイクスルーシート」に並ぼうかと思ったり。

※ブレイクスルーシートとは

Rent作者のジョナサン・ラーソンの意向で、お金のない若者にも舞台を観る機会を

与える為に、公演当日抽選で前列席を廉価で提供するもの。

たいがい１公演１０席程度。

でも、並んでもやっぱりブレイクスルーシートの抽選に漏れたら観れないし

どうしようと思ってたら、ひとつのプレイガイドから立ち見席が発売されました。

んで、もうこれしかない！と立ち見席を購入。

当日、立ち見席の人は受付順で立ち位置を決めるとの事で、公演１時間半前に

会場の赤坂Actシアターへ。

すると、ブレイクスルーシートのラインが長蛇の列

すごい人数です。

その横に立ち見席の列があって、そこは私たちが一番に。

ブレイクスルーシート（以下BS）の受付係のお兄さんと

列に並んだ人々とのやり取りが面白かったです。

ほぼ毎日のようにBS狙いで並んでるという人もいました。

係のお兄さんとすっかり顔馴染みになっている人もたくさん。

凄いな。熱いな。さすがRent heads。

炎天下の中をかなりの時間を費やして並ぶ。凄い愛です。

昨日は約５００人がBSの列に並んだそうです。

今日はRent千秋楽。

きっと昨日よりもうんと沢山の方がBSを求めて並んだことでしょう。

雨にも負けず、風にも負けず。。。

どうか、誰も風邪ひきませんように。係のお兄さんも。

そして、肝心のRentは・・・。

もう最高でした。その一言です。

一人一人の歌がうまくて、ソロはとても素晴らしく良く、

それだけに、全員でのアンサンブルとなると個々の良さが陰に隠れてしまう、

という所だけが残念でしたが、それを差し引いても余りあるステージでした。

立ち見なので当然、ずっと立ちっぱなしなのですが、

そんなの気にならないくらい。素晴らしかった

もうこの作品が観る事が出来ないなんて、信じられない。

色んな思いが去来して何度も涙が 。

アンソニー・ラップの声がたまらなく好きだな〜と思ったり。

大好きな高良結香さんの活躍に胸が熱くなったり。

いろんなパワーを貰ってきました。

本当にありがとう。Rentに出会えて幸せです。